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仏教文化学・古写本学
三谷 真澄Mitani Mazumi

専門分野の魅力・高校生へのメッセージ

私が、現在の専門分野で目指しているのは、 20世紀初頭に大谷探検隊が収集した資料の総合的研究です。これは、龍大ならではの研究であり、異分野の研究者や国内外の研究機関との連携、理系の研究者との技術協力が不可欠で、常に驚きの連続です。
 高校生の皆さんには、「仏教学」というと取っつきにくいかも知れませんが、仏教は、日本の文化に大きな影響を与えています。日常使っている言葉だけでなく、カタカナや五十音図、「いろはうた」なども仏教に由来するもので、「おかげさま」「もったいない」という表現には、長い間培われてきた仏教的精神が表れていると思います。


代表的な著書・論文

主な業績(いずれも共著):

  • 光華会編『親鸞と人間―光華会宗教研究論集第三巻』永田文昌堂、2002(「ブッダパーリタの言語観(pp.43-65)」執筆)
  • 嵩満也編『中国北方仏教文化研究における新視座』永田文昌堂、2004(「『賢愚経』研究における諸問題(pp.21-41)」執筆)
  • 旅順博物館・龍谷大学共編『旅順博物館蔵トルファン出土漢文仏典断片選影』法蔵館、2006
  • 旅順博物館・龍谷大学共編『旅順博物館所蔵新疆出土漢文浄土教写本集成』(龍谷大学西域研究叢書5)、西域文化研究会、2010
  • 柴田幹夫編『大谷光瑞とアジア―知られざるアジア主義者の軌跡』勉誠出版、 2010(「大谷光瑞とロシア(pp.94-108)」担当)
  • 龍谷大学龍谷ミュージアム編『釈尊と親鸞―インドから日本への軌跡』法蔵館、2011(第一部第二章「釈尊の教えと経典」第二節「教えの継承(pp.35-37)」, 第三節「経典の成立と展開(pp.40-42)」担当)
  • 松原広志・須藤護・佐野東生編『文化交流のエリアスタディーズ―日本につながる文化の道』ミネルヴァ書房、2011(「南アジア・中央アジアからの仏教の伝播と交流(pp.244-269)」担当)
  • 能仁正顕編『西域―流沙に響く仏教文化の調べ』自照社出版、2011(「第2章「西域出土の仏教文献」「2 大谷コレクションと敦煌資料(pp.27-51)」,「3 トルファン資料の意義―旅順博物館資料を中心として(pp.52-88)」担当)

仏典のことば

「ここに、愚禿釋の親鸞、慶ばしいかな、西蕃・月支の聖典、東夏・日域の師釈に遇ひがたくしていま遇ふことを得たり。聞き難くしてすでに聞くことを得たり。」
(親鸞『教行信証』(浄土真宗聖典註釈版第2版,p.132)